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1月16日

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猫に接する機会が増えて、「多頭崩壊」という

言葉を耳にするようになりました。

多くの場合、金儲けのために猫の繁殖を

過剰にしていたブリーダーが、世話を

しきれなくなって夜逃げし、数十頭の猫が

飼育放棄状態で発見される、というもので、

ブリーダーの無責任さに怒りが込み上げ、

同情の余地のないものですが、昨年秋に

隣町で起こった多頭崩壊は、猫のボランティア

だった男性が、数十匹の猫を自宅に保護して

いたものの、職を失い、経済的に立ち行かなく

なって自殺し、猫たちが取り残された、という

いたたまれない事件でした。

自分の容量を超えたことはしてはいけない、

という先達の知恵を忘れてはいけません。

隣町の多頭崩壊現場にあったという遺書。

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