猫に接する機会が増えて、「多頭崩壊」という
言葉を耳にするようになりました。
多くの場合、金儲けのために猫の繁殖を
過剰にしていたブリーダーが、世話を
しきれなくなって夜逃げし、数十頭の猫が
飼育放棄状態で発見される、というもので、
ブリーダーの無責任さに怒りが込み上げ、
同情の余地のないものですが、昨年秋に
隣町で起こった多頭崩壊は、猫のボランティア
だった男性が、数十匹の猫を自宅に保護して
いたものの、職を失い、経済的に立ち行かなく
なって自殺し、猫たちが取り残された、という
いたたまれない事件でした。
自分の容量を超えたことはしてはいけない、
という先達の知恵を忘れてはいけません。

隣町の多頭崩壊現場にあったという遺書。
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